2013年5月28日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。
公式サイトはこちら。
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【総評】 | ★★★★☆ |
| シナリオ | ★★★★☆ | |
| グラフィック | ★★★★★ | |
| 音楽 | ★★★★☆ | |
| システム | ★★★☆☆ | |
| 総プレイ時間 | 約30時間 |
＝感想＝
一言で言えば、「乙女ゲーの皮をかぶった何か」でしたｗ
甘さを求めると、違う、と思うと思います。
あらゆる意味で人を選ぶ作品かと。男女関係なくプレイできる珍しい乙女ゲーだと思います。
重きを置いているのは「記憶を失う前は一体どういった恋人関係・周りの人間関係を築いてきていたのか」を取り戻していく感じです。
恋愛を軸にはしていますが、謎がしっかりと骨組みを作っていて、心理描写だとか記憶を無くす前の経緯から紡がれるものだとかが肉付けされていて、最後に全部繋がる感じが凄く気持ちよかったです。
BADは凄惨なものが非常に多いです。主人公が死んでしまうものが非常に多いのが特徴でしょうかｗ
NORMALはやっぱりすっきりせず、もやもやするものが多いものの、これはこれで有りなんじゃないかと思うものもあれば、むしろこれはBADなんじゃ、と思うものもありました。
GOODは文字通りです。
また、最初からルート分岐しています。共通ルートは皆無です。
設定が設定なので、プレイ開始後にそれはすぐにわかるかと。
あとは、パラメータに沿ってED分岐しますので、その辺りは注意です。
BAD直行の選択肢もありますが。
結構選択肢が多いのもこのゲームの特徴だと思います。
それでは、細かい感想に移りたいと思います。
【シナリオ：★★★★☆】
どのルートもGOODにいくのが非常に難しいです。
その分GOOD見れたときは感動もひとしおでしたｗ
ゲーム上で不思議に思うことは最後にはすっきりと解決します。
ただ、これはやりすぎだろう、と思うグループが出てくるので、その辺りにストレスを感じるのは否めないと思います。
主人公に共感できない部分が人によってはあるかもしれません。
【グラフィック：★★★★★】
非常に美麗なスチル、魅力的なキャラクターで、どちらも素晴らしかったです。
キャラクターはみんな個性的なので好き嫌いはあると思いますがｗ
【音楽：★★★★☆】
シーンに合ったBGMでとてもよかったと思います。
緊迫した場面では背筋がひやっとするのを助長したりと、本当にドキドキしっぱなしでした。
【システム：★★★☆☆】
バックログからシーン巻き戻しが出来ることは非常に便利で良かったと思います。
……が、選択肢までのスキップがないこと、既読スキップがものすごく遅いことが気になって気になってしょうがなかったです。
そこが非常に残念でした。
以上です。
お付き合いいただきありがとうございます！
実はぼくは乙女ゲーはあまり得意な部類ではなかったのですが、非常に楽しめました。
今回個々のルートの感想を控えたのは、びっくりした要素も多かったので、どれがどういう風、というのを避けたかったのが理由ですｗ
色んなところが細かく設定してあり、最後にはすべてが繋がっていく。
本当に良い作品だと思います。
ストーリーをじっくり楽しみたい方には本当におススメです。
