2019年12月6日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。
公式サイトはこちら。
【総評】 | ★★★★★ | |
シナリオ | ★★★★★ | |
グラフィック | ★★★★★ | |
音楽 | ★★★★★ | |
システム | ★★★★☆ | |
総プレイ時間 | 約20時間 |
=感想=
一言で言えば、「あらゆる意味で刺さる濃厚な大正浪漫のその後と別視点」。
一般的な乙女ゲーのファンディスクといえば、Trueエンドのその後のみが描かれるものですが、これはそれが当てはまらないのが面白いところです。
さらに、おまけのゲームも充実している(ゲーム内メニューからではなく、ゲーム本編の入っているフォルダとは別のフォルダに入っているものがあるので注意)ので、いろいろな角度から楽しめます。
なお濡れ場が結構多いので、もっとシナリオの濃厚さのほうが見たいという方は少し不満を感じるかもしれません。
それでは細かい感想に移りたいと思います。
【シナリオ:★★★★★】
本編の濃厚さを残しつつ、幸せな風景も描かれます。
蝶毒の醍醐味でもあるバッドエンドの丁寧さも見られないことはないので、そちらが好きだった方もご安心くださいw
ただどれも少し短めで上記の通り濡れ場が多めなので、もしかしたら物足りなさを感じてしまうかもしれませんがその分濃厚だったりもするので、個人的には満足でした。
【グラフィック:★★★★★】
相も変わらず美麗です。
各シナリオの短さに反してとても多いのも嬉しいです。
特に秀雄さんのシナリオの最後のスチルがなんだかとても綺麗に見えました。
【音楽:★★★★★】
本編で使われていたもの+αといった感じです。
おまけゲームで新規曲があったのは笑いましたw
【システム:★★★★☆】
本編の感想で書いたのですが、スキップを利用して選択肢に入ったときにスキップ解除ができず、その後が未読ならば良いのですが、既読であり読みたい場合は一度選択肢の段階でセーブをしたのち、そのデータをロードしなければならない部分がそのまま継続されているので、苦汁を舐めることがありましたw
おまけゲームの再プレイで顕著に感じることになると思います。
他はとても細かいところまで気の配られた設計になってます。
以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!
プレイするまで「ファンディスクはコンシューマで出ないのかな?」なんて考えたりもしたんですけど、これはいろいろな意味で無理です!ww
その分あらゆる面が濃厚で楽しめますので、本編(PC版)を遊んだ方は是非遊んでほしい作品です。
コンシューマ版で本編を遊んだ方は、表現が慮られてる関係で認識と差異を感じることになってしまうので、是非PC版を遊んでからファンディスクを遊ぶことをお勧めします。
とってもオススメのゲームです!