壁]v・)<壁的情報局

合成音声ソフトを用いた曲紹介やクリアしたゲームの感想を載せてます!

壁]v・)<PSVita「Dokuro」感想

2014年1月11日に一通りクリア(トロフィー64%)。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210704173901j:plain 【総評】 ★★★★★
シナリオ ★★★★★
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★★
システム ★★★★★
総プレイ時間 約20時間

=感想=
一言で言えば、「心がほっこりするストーリーの、死んで覚えるパズルアクション」。
姫の為に一生懸命なドクロが非常に可愛らしく純粋でいとおしいです。なんとかクリアまで導いてあげたくなるというか、そんな感情が湧き上がってきます。
チョーク調で表された世界観がゲームの内容ともマッチしていて、すっと世界に入り込めます。
制作会社ロゴもチョーク調になっているという徹底っぷりです。
ゲーム難易度はストーリーのあったかさに反して高めですので、その点は注意が必要ですが、パス機能(ただし10回まで。パスしたところをクリアすれば回復)やクリアの度のオートセーブや死んでしまったときもすぐに同じところの最初(例:3-5で死んだら3-5の最初から)に戻る(回数無制限)という時間のかからない設計で、特にストレスも感じることなく、自分に合ったプレイスタイルで遊ぶことができます。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★★】
心にぽっと明かりが灯るような、そんなお話です。
それでいて少し切なく、エンディングは少し涙がこぼれました。
とにかく健気などくろちゃん(ついちゃん付けで呼びたくなっちゃいます)が愛しくて仕方ないです。
ステージクリアの度に入るイベントでほっこりしたり、ちょっぴり切なくなったりもしました。

【グラフィック:★★★★★】
絵本のようなチョーク調のタッチがVitaのグラフィックでとても綺麗に表現されています。
その柔らかいタッチが物語ともマッチしていて始終あったかい気持ちでプレイできました。
イベント絵も非常に良かったです。

【音楽:★★★★★】
素朴な雰囲気が世界観とも凄く合っていて、それでいて頭に残るという絶妙なBGM揃いで参りましたww
現在iPhoneとアンドロイドのアプリ版も配信中ですが、そちらのほうではサウンドトラックも付いていますので、そちらも是非。

【システム:★★★★★】
ここやりにくいな、と思う部分も設定変更でき、イベントだけ見たいという場合もオプション画面で見ることもでき、操作面でストレスになったことは全くありませんでした。
いま失敗したからやり直したい! と思ったらすぐにできますし、文句の付けどころが見当たりませんでした。

以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!

アクションは苦手な部類で良く投げだしていたのですが、ちょこちょこと進めてなんとかクリアまでこぎつけることができて本当に良かったです。
難易度の高さになんども心折れそうになりましたが、ゲーム全体の雰囲気と魅力に助けられたおかげでエンディングを迎えられ、エンディングを見たときは「このエンディングを見られて良かった」と心の底から思いました。
本当に良いゲームに出会えたと思います。
Vitaがない方はアプリ版で是非遊んでいただきたいです!
アプリ版も少し触りましたが、Vita版に操作面で少し劣ってしまうものの、ストレスはなく遊べるものになっていました。おススメです。