2013年10月9日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。
公式サイトはこちら。
【総評】 | ★★★★☆ | |
シナリオ | ★★★★☆ | |
グラフィック | ★★★★★ | |
音楽 | ★★★★☆ | |
システム | ★★★★☆ | |
総プレイ時間 | 約30時間 |
=感想=
一言で言えば「AMNESIAの世界をさらにもう少し楽しみたい方のためのファンディスク」ですね。
LATERではまるで感じなかった「乙女ゲーの皮を被った何か」が若干顔を覗かせているのが個人的に嬉しかったです。
若干というか、Suspenseでは全開なんですけどねww
今作はゲーム性が強くなっていたのが印象深いです。というのも、ミニゲームが充実しているのが大きいです。他にもマップを調べたりだとか、そういう探索型ADVのようなモード(Suspense)があったりだとか、そういう面もあるのですが。
もともと探索型ADVが好きなので、このモードは嬉しかったですし、一番楽しめました。
下手するとBAD直行したりするのもまた緊張感があって良かったです。
……恋愛ADVに緊張感を求めてどうするのってところですが。
甘いモード(Love)はひたすらに甘いので、甘さを求める方はそっちのほうが嬉しいかもしれませんね。
アムネシアのファンとしてはどっちの方が好かれてるんでしょうね?
ちょっと気になるところです。でもやっぱり恋愛ADVを主にやってる方が多いと思うので、甘さの方が求められるんでしょうか。
モードを分けて両立させた今作をやって、ちょっと気になったりしました。
それでは、細かい感想に移りたいと思います。
【シナリオ:★★★★☆】
Suspenseモードはもうひたすら緊張感を煽られました。非常に楽しかったです。
最初からホラー全開だったり、とあるキャラに恐怖を覚えたり憤慨したり。些細なことが大きな事故に繋がって大変なことになったり。
とにかくぼくが好きな雰囲気でした。もっとやりたいです、これ。
でも探索系ADVに慣れ親しんでいるプレイヤーにとってちょっと物足りない感じは否めないです。あくまで恋愛ADVのおまけとして捉えてプレイしてもらえればいいんじゃないかな、と。恋愛ADVのおまけとしては異色すぎますけど!
Loveモードは2種類あります。After StoryはLATERのさらに後日談に当たります。幸せを噛みしめつつ、更に前に進んでいくふたりを見ることができます。Communicationはキャラと会話をして好感度を上げるモードです。Communicationはとても淡々としてしまっていたので、もっとキャラと会話したい、と思えるような工夫が欲しかったです。
他のモードはミニゲームが主でした。
【グラフィック:★★★★★】
相変わらずの美麗なCGでした。
今回はデフォルメキャラのスチルが多かったです。可愛いんですが、普段の等身で見てみたいものも沢山あったのでその点はちょっと残念です。可愛いんですが。(大事なことなのd(ry
【音楽:★★★★☆】
既存の曲はよかったのですが、新曲が浮いていたのが気になりました。
モードによってED曲が変わるのは少しびっくりしました。
確かに雰囲気がモードによって全然違うので、同じだったらおかしいんですがねww
その辺りきちんと意識してるんだなと感じることが出来ました。
LATERのOP使い回しもあったりもしますがww
【システム:★★★★☆】
特に不便も感じることなくプレイできました。
LATERの時と変化はないです。スキップも早くて快適でした。
以上です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
結構ゲーム性も感じることができたので、個人的にはLATERよりも楽しんでプレイすることが出来ました。
ミニゲームは腕が痛くなりましたがww
無印とLATERプレイは必須になります。じゃないと分からないことが沢山出てきてしまいます。ファンディスクですしね。
アムネシアが好きで、甘いのだけじゃ物足りない!という方にはおすすめです。