2021年5月6日にクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。
公式サイトはこちら。
【総評】 | ★★★★☆ | |
シナリオ | ★★★★☆ | |
グラフィック | ★★★★☆ | |
音楽 | ★★★★☆ | |
システム | ★★★☆☆ | |
総プレイ時間 | 約1時間 |
=感想=
一言で言えば、「短いながらにシリーズ原点をぎゅっと詰め込んだ完全移植」。
ずいぶん前にガラケーのアプリで配信されていた物を完全移植したものなので、画面の構成が真ん中に寄ったものになっています。
特にHDリマスターされたというわけでもないので、人によってはドットや文字の粗さが気になるかもしれません(なおガラケーアプリ時代に"豪華版"としてリリースされたものの移植作です)。
またプレイ時間も私のものを見てもらえれば分かるように、現在出ているようなボリュームはないので物足りなさを感じるかもしれません。
それに加えてミステリーとして随分尖ったシナリオ構成なので、純粋に推理を楽しみたい方には向かないかもしれません。
それでも物語やキャラクターの魅力は詰め込まれていて楽しめるものになっているので、個人的には今後のシリーズを含めとてもおススメの作品です。
それでは細かい感想に移りたいと思います。
【シナリオ:★★★★☆】
シナリオもキャラクターもクセが強いので、好き嫌いがはっきり分かれると思います。
人によってはミステリーとして許せない、とまで思うこともあるかもしれません(実際ガラケーアプリ時代にそう酷評した方をお見受けしました)。
私は好きなんですが、とにかくやってみないと合うか合わないか分からない代物なので、一度やってみることをおススメします(価格も500円と安価なので)。
【グラフィック:★★★★☆】
上記の通りHDリマスターではないので、グラフィックの粗さが全体的に目立ちはします。
ただその粗さが個人的には味になっていて良いと思っています。
またキャラクターもとても個性的で生き生きしているのでとても楽しめます。
【音楽:★★★★☆】
オリジナル版をプレイした際に個人的に「生理的に無理」と思った曲があったのですが、豪華版になった時に音色が修正されたのか、今回遊んだ時には特に嫌悪感なく遊ぶことができました。
当時の味のある音色がそのまま使用されています。
【システム:★★★☆☆】
いわゆる昭和を感じるコマンド式ADVなので、まどろっこしさを感じるかもしれません。
セーブデータも1つなので、任意のシーンでセーブデータを作ることもできないので不便さもあるかもしれませんが、プレイ時間が短いのでそこまで気にしなくても良いかと思います。
携帯電話のフレームが初期設定で付いていますが、設定で消してゲーム画面を少し大きくすることもできるので、画面が気になる際は設定を弄ってください。
個人的には特に可もなく不可もなしといった感触です。
以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!
アンドロイドアプリでは以前まで遊べていたようなのですが、既に配信終了しており思い出に浸ることでしか触れられなかった作品がSwitchで今回遊べるようになって感激の嵐です!
できれば今後も(せめてシーズン1と言われている作品群までは)移植が続いてくれることを切に祈ってます!
好き嫌いは分かれてしまいますが、個人的にはとてもおススメのゲームです。