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合成音声ソフトを用いた曲紹介やクリアしたゲームの感想を載せてます!

壁]v・)<Switch「探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.9『五月雨は鈍色の調べ』」感想

2022年5月14日にクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★★
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約2時間

=感想=
一言で言えば、「切なさが滲む、かつての癸生川探偵事務所を垣間見ることのできる作品」。
前作までと同様、こちらも携帯アプリ時代にプレイ済です。
現在(2022年9月15日時点)配信されているシリーズ内で一番過去の癸生川法律事務所の日常が描かれます。
ですが、他シリーズ作品に関係するシーンが登場することもあり、過去シリーズを触れてからのプレイをお勧めします。
特に4作目の「白鷺に紅の羽」は深く関係してきますので、先に遊んでおくことを強くお勧めします。
シナリオとBGMがとても上質で、タイトル通りしっとりと楽しむことができます。
ただDSのクセのあるキャラデザそのままですので、人によっては苦手意識を持つかもしれません。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★★】
過去の事件と始まりを感じるシナリオになっています。
タイトルから分かるように、全体的にしっとりとした雰囲気になっています。
4作目が刺さっている人には堪らないものになっているかとw
個人的にはとても好きなお話です。

【グラフィック:★★★★☆】
DS版のデザインのそのままを引き継いでいるので、好き嫌いが別れるかもしれません。
3D感のあるデザインで、UIもウィンドウなしというものですので、他シリーズとは異なる印象を受けることになると思います。
UIに関しては特に見づらいということもなく、物語に没頭することができました。

【音楽:★★★★★】
数こそ多くはありませんが、とても印象的で作品にピッタリな曲が揃っています。
個人的にはかなり上位に食い込むくらいの作品です。

【システム:★★★★☆】
セーブは1つですが、スキップ機能などが付き、(仮面幻影を除く)今までのシリーズより少し遊びやすくなっています。
またこのシリーズには珍しくマルチエンディングを採用しているので、他シリーズとはまた違った楽しみも得られると思います。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
このシリーズをここまで遊んだ方はもちろん、今回ノベル色が特に強いのでノベルゲー好きな人はもっと楽しめるかと思います。
ただし他シリーズ(特に4作目)を遊んでから遊んでほしい作品です。
おススメのゲームです。