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合成音声ソフトを用いた曲紹介やクリアしたゲームの感想を載せてます!

壁]v・)<Switch「探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.7『音成刑事の捜査メモ』」感想

2021年12月2日にクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20211208125446j:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★☆
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★☆
システム ★★★☆☆
総プレイ時間 約30分

=感想=
一言で言えば、「過去シリーズを遊んでいると嬉しい外伝」。
携帯でリリース時に遊んで以来のプレイなので、ほとんど記憶がなくなっている状態でプレイしました。
1作目の数か月前の話です。
外伝であり、主人公はタイトル通り今まで出ていた音成刑事で、生王さんや伊綱さんは出てこないのですが、今までシリーズを遊んできたプレイヤーにはいろいろと嬉しい仕様になっています。
今までのシリーズに出てきたキャラが事件に関わっていない状態で出会えることがあり、システムは対交錯事件でもあった視点切り替えシステムがありと、結構嬉しい要素があります。
ですのでできるなら、Vol.1~6全て遊んでからこの作品を遊ぶのがおススメです。
他のシリーズもさくっと遊べる長さですが、こちらは更に短く軽く楽しめるものになっています。
それでもしっかりとしたミステリーものに仕上がっているので、短いながらにとても満足度の高い作品です。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★☆】
癒し要素が強いものの、上記の通りミステリーものにしっかりと仕上がっています。
シリーズファンとしても、ミステリー好きとしても楽しめるものになっていてとても良かったです。
ただここからシリーズに触れ始めることはおススメしません。
せっかくの魅力が分からない状態でのプレイになってしまうので。

【グラフィック:★★★★☆】
背景が以前よりも細かく描かれているように感じてとても良かったです。
キャラクター造形も今までのシリーズを踏襲しつつ、若干ではありますが特に女性キャラが魅力的に感じました。

【音楽:★★★★☆】
従来シリーズより音色に力が入っているように思いました。
元の携帯がスペックも段々と上がってきていることで、できる範囲が増えたことを今作の中で一番感じた箇所でした。

【システム:★★★☆☆】
前作である対交錯事件で使用された視点切り替えシステムは切り替え先を含めて面白いのですが、本当に少ししか利用しないのでもう少しあったら嬉しかったです。
他は特に今までのシリーズから特に変化もなく戸惑うこともないですし、セーブデータも1つしかないですが他シリーズより短いことで本当に気にならないと思います。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
先ほども書きましたが、従来シリーズを遊んでから是非遊んでください。
キャラクターに愛着を持った状態で遊ぶことで魅力を最大限に感じることができると思います。
入り口には向きませんが、シリーズファンにはとてもおすすめな作品です。