壁]v・)<壁的情報局

合成音声ソフトを用いた曲紹介やクリアしたゲームの感想を載せてます!

壁]v・)<DS「トレジャーリポート 機械じかけの遺産」感想

2013年8月15日に一通りクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210704173901j:plain 【総評】 ★★★☆☆
シナリオ ★★★☆☆
グラフィック ★★★☆☆
音楽 ★★★★☆
システム ★★☆☆☆
総プレイ時間 約11時間

=感想=
一言で言えば、「バンダイナムコのレイトン」。
いやはや、ストーリーは面白いんですけど、そこまで設定とか一緒にしなくても良いのにと感じることが多々ありました。
どうしてもレイトンシリーズと比べてしまう、そういう点ではとても勿体ない作品だと思います。
ただ、物語に沿った謎解きになっているので、レイトンシリーズはふと現実に戻ることがあるんですが、トレジャーリポートに関してはそれが起こらず、自然に謎解きに挑むことが出来ました。
また、ギブアップすることもできるので、詰むことはありませんし、クリア後にはそれぞれの章からスタートできるようになったり、おまけ要素でさらに難しい謎に挑戦できたりなど、幅広い層に向けて作られているな、ということを感じました。
謎解きをちょこっと楽しみつつストーリーを中心に楽しみたい、この章のとある部分で見落とした、パズルゲームやり込みたい、などなどいろんな方が楽しめるようになっています。
シナリオにボリューム不足を感じたのは否めませんが、楽しんでプレイすることが出来ました。

それでは、細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★☆☆】
ストーリーだけを見ればホントは★4つつけたいんですが、舞台はイギリス、古代文明の遺跡調査……とレイトンシリーズと設定が被っているところがどうしても気になってマイナスしてます。
あと個人的にエンディング直前でフリーズしたのも痛かったですww
しかし、ストーリー構成はしっかりしていたので、物語の世界には惹きこまれて楽しむことが出来ました。
ベタながらもちょっと胸が熱くなるところもありました。

【グラフィック:★★★☆☆】
ここは可もなく不可もなくといったところでしょうか。
しかし、タッチしたところに操作キャラが走っていって、きちんと調べている様子を見られるのはとてもよかったと思います。
キャラクターに関してはプレイ時間が短かったからか、あまり入り込むことができませんでした。
俳優さんが声をあてているので、その点が気になる方はあまりお勧めできません。

【音楽:★★★★☆】
謎解きのオルゴールの曲が印象深く残っています。
何度も聴くからでしょうかね。
考えるのに邪魔だとか感じることはありませんでした。
どのシーンにもよくなじんでいたと思います。

【システム:★★☆☆☆】
セーブデータが一つしか作れませんので、注意が必要です。
謎解きはレイトンシリーズと違い、パズルゲームが多くを占めていました。
が、それが裏目に出た部分もあったり。
基本タッチ操作なので、立体パズルのときにはちょっと角度が違うせいで上手くはまらなかったり、ピースを横に移動させるつもりが全体が回転したりと、ストレスを感じずにはいられませんでした。
手元でやりたいと何度思ったかわかりませんww
ただ、かっちりとはまった時は非常に快感です。

以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!

レイトンシリーズとはちょっと違った謎解きをしたい、手元にパズルゲームないけどやりたいという方におすすめです(ただ操作感が悪いので、その点は考えていただかないといけないですが)。
また、レイトンシリーズと設定が被ってるということが気にならないという方にもおすすめです。ストーリーそのものは楽しめるとおもいます。
ぼくも正直「パクリゲーじゃん」と思って始めたのですが、楽しむことが出来ました。
色々な意味で勿体ないなあ、損してるなあと感じてしまうゲームです。