2019年5月23日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。
公式サイトはこちら。
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【総評】 | ★★★★☆ |
| シナリオ | ★★★★★ | |
| グラフィック | ★★★★☆ | |
| 音楽 | ★★★★☆ | |
| システム | ★★★★☆ | |
| 総プレイ時間 | 約25時間 |
＝感想＝
一言で言えば、「とある行き過ぎた政策の国に住む若者のオムニバスノベル」。
少子化対策のために打ち立てた政策とのことなんですが、それが行き過ぎていてそれに翻弄される国民の物語が集められています。
オムニバスノベルなので、1つ1つのお話は1～2時間程度で終わります。
スマホ版は1～4集、SSの5つに分かれて配信されていますが、PC版は全て1つに収録されています。
スマホ版の1集と2集は無料で配信されている（3、4、SSはそれぞれ240円）ので、試しに1と2を遊んでみるのも良いと思います。
PC版は全部まとめて720円ですので、PC版とスマホ版どちらを選んでも最終的には同じお値段で遊ぶことが出来ます。
ボイスはないので物足りなく感じる部分もあるかもしれませんが、物語自体がとてもしっかりしているのですぐに気にならなくなると思います。
なお、遊ぶときの注意としましては、必ず1から、そして上から順に遊んで欲しいです。
後の数字のお話しが前の数字のお話のネタバレを含んでいたり、上のお話が下のお話のネタバレを含んでいる場合があるので。
私は上下と順番に読んでいたので気づかずにいたかもしれませんが、もしかしたら下からは遊べないかもしれません。
PC版は左から、上下上下といった順で遊べば問題なく楽しめると思います。
こちらも制限があるかもしれませんが、確かめていないので一応記しておきます。
お話としては、コミカルなものもありますが、基本的には切ないものや苦しいものが多く収録されています。
合う合わないはあるかもしれませんが、最後まで遊んだときには読んでよかったと思えるものになっていますので、是非遊んで欲しいです。
それでは細かい感想に移りたいと思います。
【シナリオ：★★★★★】
いろいろなキャラのいろいろな関係性が描かれるので、シナリオで好き嫌いが出てくるかもしれません。
しかし上記の通り最後まで遊んでよかったと思えるものになっているので、是非最後まで遊んで欲しいです。
【グラフィック：★★★★☆】
クセがあるイラストなので、合わない人には合わないかもしれません。
ですが、スチルもしっかり複数枚、欲しい所で用意もされていて物語にのめりこむことが出来ます。
【音楽：★★★★☆】
基本的にフリーで使用できる音楽が使用されていますが、物語にあったものがチョイスされています。
聴き心地の良い曲も多く、こちらも物語にのめりこむ助けになっています。
【システム：★★★★☆】
基本的に欲しい要素は揃っていますが、ロードの画面にいくのが少し手間取りました。
続きからを選ぶと、直前にプレイしたオートセーブされる場所からの開始になるので、そこから更にメニューを開いてロードを選択してファイルを選ぶことになります。
それ以外はとても快適に遊ぶことが出来ました。
以上です！
ここまでお付き合いくださりありがとうございます！
一度読み始めると一気に読み進めたくなるものでした。
すごくオススメのゲームです。
