壁]v・)<壁的情報局

合成音声ソフトを用いた曲紹介やクリアしたゲームの感想を載せてます!

壁]v・)<Switch「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」感想

2021年5月18日にクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210614002137j:plain 【総評】 ★★★★★
シナリオ ★★★★★
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★☆
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約10時間

=感想=
一言で言えば、「デザインやUIなどを現代風にアレンジした良リメイク作」。
私は今作が初見プレイですので、原作からの変化などには触れることができませんのでご了承ください。
コマンド選択式ADVなので、現代のADVに慣れたプレイヤーはまどろっこしさを感じるかもしれません。
ただUIやキャラデザなどはとても現代風にアレンジもされており、洗練された印象を受けました。
ストーリーはとても丁寧に纏められていて、点と点が線になっていく瞬間はたまりませんでした。
ミステリーとしても一つの物語としてもとても素晴らしく、夢中になってプレイしていました。
今回のリメイクで触れることができて幸せだと思えるものでした。
とてもおススメのゲームです。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★★】
上記の通りミステリーとしても物語としてもとても丁寧に作られていて感激しました。
フラグが少し分かりづらくて詰まった部分もありはしましたが、1つほどでそれ以外は特に困ることはありませんでした。
ただ、リメイク前の作品を遊んでいた方はひとつ追加された要素により詰み回避できた部分で肩透かしを食らうかもしれません。

【グラフィック:★★★★★】
キャラクターは生き生きと動き、背景も風を感じる作りで、没入感が高かったように思います。
今作でCVも追加されたので、より物語に深みが出た感じもありました。
ただFCのグラフィック特有の怖さというものもあったと思うので、その辺りは薄れているかと。
その代わり遺体がしっかりアップで映し出されるので、ゾッとする要素としては増えているんじゃないかと思います。

【音楽:★★★★☆】
物語の雰囲気に合ったアレンジになっていると思います。
捜査時のBGMは軽快ながらどこか切ない雰囲気で、寺はどこか不穏な雰囲気を感じました。
FC時代の方が良かった、という方もオプションでFC音源に変更できる点もすごくたまらない仕様だと思います。

【システム:★★★★☆】
当時の雰囲気を壊さない程度の改変になっている(と思います)ので、良くも悪くもめんどくささが残っています。
FCの雰囲気でプレイしたい方向けに、フォントのレトロ風への変更、上記にも書いたBGMをFC時のものに変更することも可能です。
ただグラフィック自体を変更することはできないので、個人的には雰囲気がちぐはぐに感じました。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
ずっとリメイクされなかった名作に今回触れることができてとても嬉しく思いました!
根強いファンがいることは知っていたのですが、今作に触れて心の底から納得できました。
リメイクとしてもとてもしっかりと大切に作られており、原作ファンでも思い出に浸りつつ遊べると思います。
とてもおススメの作品です。

壁]v・)<Switch「探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1『仮面幻想殺人事件』」感想

2021年5月6日にクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210604152714j:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★☆
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★☆
システム ★★★☆☆
総プレイ時間 約1時間

=感想=
一言で言えば、「短いながらにシリーズ原点をぎゅっと詰め込んだ完全移植」。
ずいぶん前にガラケーのアプリで配信されていた物を完全移植したものなので、画面の構成が真ん中に寄ったものになっています。
特にHDリマスターされたというわけでもないので、人によってはドットや文字の粗さが気になるかもしれません(なおガラケーアプリ時代に"豪華版"としてリリースされたものの移植作です)。
またプレイ時間も私のものを見てもらえれば分かるように、現在出ているようなボリュームはないので物足りなさを感じるかもしれません。
それに加えてミステリーとして随分尖ったシナリオ構成なので、純粋に推理を楽しみたい方には向かないかもしれません。
それでも物語やキャラクターの魅力は詰め込まれていて楽しめるものになっているので、個人的には今後のシリーズを含めとてもおススメの作品です。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★☆】
シナリオもキャラクターもクセが強いので、好き嫌いがはっきり分かれると思います。
人によってはミステリーとして許せない、とまで思うこともあるかもしれません(実際ガラケーアプリ時代にそう酷評した方をお見受けしました)。
私は好きなんですが、とにかくやってみないと合うか合わないか分からない代物なので、一度やってみることをおススメします(価格も500円と安価なので)。

【グラフィック:★★★★☆】
上記の通りHDリマスターではないので、グラフィックの粗さが全体的に目立ちはします。
ただその粗さが個人的には味になっていて良いと思っています。
またキャラクターもとても個性的で生き生きしているのでとても楽しめます。

【音楽:★★★★☆】
オリジナル版をプレイした際に個人的に「生理的に無理」と思った曲があったのですが、豪華版になった時に音色が修正されたのか、今回遊んだ時には特に嫌悪感なく遊ぶことができました。
当時の味のある音色がそのまま使用されています。

【システム:★★★☆☆】
いわゆる昭和を感じるコマンド式ADVなので、まどろっこしさを感じるかもしれません。
セーブデータも1つなので、任意のシーンでセーブデータを作ることもできないので不便さもあるかもしれませんが、プレイ時間が短いのでそこまで気にしなくても良いかと思います。
携帯電話のフレームが初期設定で付いていますが、設定で消してゲーム画面を少し大きくすることもできるので、画面が気になる際は設定を弄ってください。
個人的には特に可もなく不可もなしといった感触です。

以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!
アンドロイドアプリでは以前まで遊べていたようなのですが、既に配信終了しており思い出に浸ることでしか触れられなかった作品がSwitchで今回遊べるようになって感激の嵐です!
できれば今後も(せめてシーズン1と言われている作品群までは)移植が続いてくれることを切に祈ってます!
好き嫌いは分かれてしまいますが、個人的にはとてもおススメのゲームです。

壁]v・)<PSVita「XBLAZE LOST:MEMORIES」感想

2021年5月5日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210509023359j:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★☆
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約30時間

=感想=
一言で言えば、「前作を振り返りつつ、少しの新要素を足したアニメアドベンチャー」。
前作である「XBLAZE CODE:EMBRYO」(感想はこちら)同様、地の文はなく、フルボイスで立ち絵やエフェクトがとてもよく動きます。
それでもやはりバトルシーンは使いまわしのスチルが多かったので、少し物足りなさは感じると思います。
あと今作に関しては約3分の2程度が前作の振り返りになるので、前作をプレイした直後にプレイすると飽きを感じてしまうかと。
ですので、私のように前作の内容を程よく忘れてしまってからプレイすることをおススメしますw
また前半部分でキャラクターを自ら動かす部分もあるのですが、私としては正直必要だったか少し疑問です。
そのまま読み物でも良かったのではないかなーと思いました。
ただシナリオは良く、グッと来た部分もあったので楽しんで遊ぶことができました。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★☆】
ブレイブルーとの繋がりを謳ってはいますが、微かに香る程度なので知らなくてもプレイ可能です。
厨二感溢れるストーリーはよく練られていて私は楽しめました。
ただ、上記の通り振り返りが多くを占めるので、その点が不満になってきてしまう人も出ると思います。
だからと言って前作をやらないというのはもったいない(前作はヒロイン別でルートもある)ので、今作だけのプレイはおススメしません。

【グラフィック:★★★★☆】
とてもよく動くので、見ているだけで状況が把握でき、とても楽しめます。
立ち絵自体も表情が多く、アニメを見ているように楽しむことができます。
ただ上記の通りバトルシーンに関してはもう少し欲しかったところです。

【音楽:★★★★★】
ポップな曲からかっこいい曲までそれぞれのシーンにあった曲が揃っています。
前作からそのまま流用も多い(サントラも2作で1枚での販売になっています)ので、前作から増えた曲を求めると期待外れになってしまうかと思いますが。
私はそもそもBGMの作曲者さんがもともと好きでこのシリーズの購入を決めた人間なので、今作も最高だなと思いながらプレイできました。

【システム:★★★★☆】
基本的には読み物なので、その点に関するシステムは痒いところまで手が届く仕様になっています。
ただ途中で出てくるキャラクターが動かせる要素の必要性は上記の通り疑問でしたし、あと後半で出てくる選択肢は間違えれば即BADのほぼ一本道仕様だったので、分岐の意味がないように思うかもしれません。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
相変わらず世界観に厨二感が溢れかえっているので、好きな方はとても楽しめると思います。
いろいろと気になる点はあるものの、私はとても楽しめました。
おススメのゲームです。

壁]v・)<iOS「レイトンブラザーズ・ミステリールーム」感想

2021年3月25日に完全クリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210422145941p:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★☆
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約13時間


=感想=
一言で言えば、「サクッと遊べるミステリーアドベンチャー」。
間違えた際にペナルティがないので、緊張せずに挑むことができます。
人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ただ、初めてミステリー系のゲームを遊ぶ人には入門編としてとても良いかと思います。
ストーリーもしっかりと練られており、楽しんで遊ぶことができました。
しかしトリックに関してはツッコみどころもあり、気になる人は気になってしまうかもしれません。
私としてはとても楽しく遊べました。
それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★☆】
伏線もしっかりありつつ、キャラクター同士のやりとりも楽しく遊べました。
章仕立てになっているので少しずつ遊ぶのにも適していて、その辺りも上記のように気軽に遊べる要素になってると思います。
事件自体もツッコみどころはあれど流れ自体はとてもしっかりしていたので、どっぷり浸かって楽しむことができました。

【グラフィック:★★★★☆】
立ち絵も豊富で、キャラクターがくるくる動くのが楽しかったです。
事件検証時には3Dにはなりますが、少し拙く感じてしまうかもしれません。
ただ2012年の買い切りのスマホアプリということもあるのかもしれませんが。
PS1とPS2の間のPS1よりという感じでしょうか。

【音楽:★★★★★】
とてもお洒落でムーディなジャズ調の曲がとても心地よく、作品にピッタリでした。
優雅な雰囲気でもあるので、コーヒーでも飲みながら聴くにもとても良いと思います。
是非サントラが欲しいです。

【システム:★★★★☆】
自動セーブで事件ごとに1スロットなので、同じ事件で2シーン以上振り返りたい時は不便かもしれません。
ただセーブし忘れて電池が切れたというときには巻き戻されることもないので、その点に関しては安心です。
タッチしたときは分かる表示も出ているので、タッチできていなかったか分からないということもないと思います。

以上です! ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
生配信でプレイしましたので長めのプレイ時間にはなってますが、普通にプレイすれば半分くらいの時間でクリアできると思います。
ちょっとミステリーやってみたいけどどれから遊んでみればいいか分からない、という方にはとてもピッタリだと思います!
またキャラクターも個性的でしっかりと練られたストーリーだったので、1つの物語としてもとても楽しめました。
オススメのゲームです。

壁]v・)<PS4「ワンダと巨像」感想

2020年12月31日に一通りクリア(トロフィー30%)。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

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f:id:aryan1226:20210704173901j:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★☆
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約15時間

=感想=
一言で言えば、「景色と雰囲気がたまらない、操作にクセのあるアクション」。
まずは操作に戸惑うと思います。
慣れるのに結構時間を要しました。
ただ、個人的には愛馬(名前はアグロ)とフィールドを駆け巡るのだけでも楽しかったので、慣れるまで苦に感じることはあまりありませんでした。
台詞や解説といったものはほとんどありませんので、物語に関しては演出やキャラの動きなどを見て自分の頭で考えることになります。
また、収集要素や隠し要素(PS4版にて追加されたものもあるようです)、クリア後要素もあるので、いろいろな面で楽しむことができます。

では細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★☆】
上記の通りほとんど台詞などはないのですが、いろいろと考えさせられる要素は多く、やっていくうちにこういうことなのでは……? と予想を立てていくことになります。
散りばめられた情報は絶妙で、とても楽しむことができました。

【グラフィック:★★★★★】
景色、キャラグラフィックなど全てがとても美麗で、世界にどっぷりと浸かることができました。
フィールドを駆け巡ることがメインとなるゲームになるので、一番の見どころだと思います。

【音楽:★★★★★】
BGMがある箇所が限られてはきますが、とても印象的かつ盛り上げてくれます。
全体的に壮大な雰囲気のBGMで統一されており、ゲームの雰囲気ともマッチしていて最高でした。

【システム:★★★★☆】
上記にも書いた通り操作がとても独特なので、慣れるのに時間がかかります。
それ以外は特に気になることはありませんでしたが、逆に言えばそれだけがかなり大きいです。
私は走り回るだけで楽しかったので大丈夫でしたが、気になる人は気になると思うので、その辺りで合う合わないが大きく分かれそうな気がします。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
普段のレビューよりも少ない文字数ですが、どこからどこまで書いて良いのかが正直分からないというのが本音ですw
台詞も少ないことからシナリオに関してはほとんど考察の分野になってきてしまうので、書くに書けないといった感じです。
それでもとても楽しく遊ぶことができました。
クリア後はいろいろなモードも追加されたので、そちらもちまちま遊んでみたいです。
とてもおススメのゲームです。

壁]v・)<Switch「囚われのパルマ」感想

2020年12月17日に一通りクリア。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210704173901j:plain 【総評】 ★★★★★
シナリオ ★★★★★
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約120時間

=感想=
一言で言えば、「閉ざされた環境で、記憶喪失の青年と育まれる愛のお話」。
スマホ版はプレイ済です。
その際の感想はこちら。→(ハルト編アオイ編
スマホ版の感想はストーリー配信が毎週行われていたため個別で記事を書きましたが、スマホ版もこちらのスイッチ版も、どちらも二人収録されています。
全く違うストーリーで、時期もプレイヤーである相談員も別なので、途中で分岐するということではなくタイトルで選択して遊ぶ形式です。
今回スイッチ版になり、手元で画面タッチしながら遊ぶこともできますし、テレビで遊ぶこともできるようになりました。
自室の設定でテレビモードか携帯モードか選ぶことができます(ただしSwitch Liteはテレビモード非対応)。
また、スイッチ版はスマホ版で追加コンテンツだったものが標準で入っており、それに加えて設定資料が見られるようになったのはとても嬉しかったです。
メインストーリーに関しては特に変化はなく、相変わらず没入感は高くスキンシップにはやはりあらゆる意味で「すごい」ことを再認識させられました。
スマホ版の感想でも書きましたが、部屋で一人でやることをお勧めしますw
電車の中でプレイすれば須らく後悔することになると思います!

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★★】
どちらもキャラクターの設定や関係性を築く過程がとても丁寧で、やはりやっていてとても強く惹き込まれました。
アオイ編ではプレイヤーの分身である相談員の積極さに少し驚いたりすることもありましたが、概ね没頭して楽しめました。
ただ、あくまで二人のコミュニケーションや、やりとりの上で築かれた関係に重きを置いているゲームなので、周回プレイしてエンディングを回収しようというプレイヤーには優しく設計されていません。
ですので、そうしたプレイをしたい場合には結構な時間と労力を使うことになるかと思います。
時間をおいて、またやりたいなと思ったときに違う選択をするほうが良いかもしれません。
私はスマホ版のハルト編を時間をおいて2周し今回で3周目で、アオイ編はスマホ版は1周し今回で2周目でしたが、今回のプレイもすごく楽しめたので、時間をおいての再プレイを個人的にお勧めします。

【グラフィック:★★★★★】
とても綺麗で、テレビ画面ではほぼ等身大で楽しむことができたのがすごく良かったです。
個人的には面会中はテレビモード、その他の時は携帯モードで遊ぶと没入感が高まって良かったです。
ただ、テレビモードだと面会中のスキンシップがコントローラで行うことになるため、スキンシップを特に重要視したいプレイヤーは大きく相手を見られることを諦める必要があるのが仕方ないとはいえ、少し残念な気持ちになりました。
その辺りはVR面会の領分でしょうねw

【音楽:★★★★★】
変わらずゆったりとした落ち着いたBGMが雰囲気を盛り上げてくれました。
面会延長のコミカルな部分は、それに合わせてコミカルながらも雰囲気を壊すことのない絶妙なBGMで遊ぶことができました。

【システム:★★★★☆】
もしかしたら一度設定してしまったからかもしれないのですが、設定でテレビモードか携帯モードを設定してしまうと、携帯モード設定時テレビ画面でやっても縦画面、テレビモードでスタンドから外しても横画面になってしまいます。
スタンドに置けばテレビモードで、外せば携帯モードに勝手に切り替わる設定ができればもっと良かったのになあと思いました。
テーブルに置いて横画面でやりたいプレイヤーもいると思うので、勝手に切り替わる・携帯・テレビと3タイプで選べるのが一番良いのかなと思っています。

以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます!
ぐっと胸を掴むような切なくも暖かい雰囲気がとても良いゲームで、いろいろな人にぜひやって欲しいとは思うものの、スマホ版の感想でも書いた通り恥ずかしいと思うような場面もあるので、乙女ゲーに慣れていない・苦手だという人には不向きかと思います。
ただ逆に日々に疲れを感じている乙女ゲーマーには強くお勧めしたいゲームです。

壁]v・)<PS4「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」感想

2020年10月15日に一通りクリア(トロフィー60%)。
その感想を書いていきたいと思います。
ネタバレはなしの方向で。

公式サイトはこちら

f:id:aryan1226:20210704173901j:plain 【総評】 ★★★★☆
シナリオ ★★★★★
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★☆
システム ★★★★☆
総プレイ時間 約100時間

=感想=
一言で言えば、「絆を感じるブロッククラフトおつかいゲー」。
前作「ビルダーズ」からの繋がりはストーリーとしてはないので、今作から始めるのも問題ありません。
ただ強いて言うなら、ドラクエ2は遊んでおいたほうが楽しめると思います。
一応導入部分で必要最低限の情報は提示されますので、ドラクエシリーズノータッチでも楽しめるようになっています。
前作もストーリーがとてもしっかりした作りにはなっていたのですが、今作はそれ以上の出来に仕上がってました!
そしてボリュームも大幅にアップしており、長い時間どっぷりと楽しむことができました。
前作で気になっていた操作性や孤独感は改善され、遊びやすくなっており、周りとの繋がりを感じることもできます。
ただ相変わらず自由度はストーリー内では低く、その点が窮屈に感じる人もいるかとは思います。
ですが個人的にとても推したいゲームです。

それでは細かい感想に移りたいと思います。

【シナリオ:★★★★★】
めちゃくちゃに良かったです。
クリアからこの記事を書くまでに1か月以上が経過していますが、未だに頭の中を占めることが多いシナリオでした。
成長と絆、世界の謎や驚き、熱い展開など様々な要素がふんだんに詰め込まれていて、胸に残る物語でした。
クリア後もたくさん遊べるので、この先もゆっくり遊んでいきたいです。

【グラフィック:★★★★☆】
マップが結構広く、冒険し甲斐のある作りになっていてとても楽しかったです。
また、キャラクターも個性派が多く揃っていて飽きませんでした。
前作にもあった表情に対する言及が多かったのですが、最初こそ「またか」とは思ったものの、今作は進んでいくにしたがって良い方向に作用したのもとても良かったです。
ただ建物の屋根や階層を作った際に、俯瞰で中を見ることができなくなってしまうのと、カメラ移動が微妙に辛いところ(一旦すごく近くに寄ってしまうと、回してもあんまり離れてくれないなど)があって、そこがちょっとだけマイナス点です。

【音楽:★★★★☆】
ドラクエシリーズのBGMのアレンジのみで新曲はありませんでした。
ラスボス戦での曲の展開や締めがとても印象的ですごく良かったのですが、OPの序曲がロトシリーズのものではなかったり、こだわりがあったようには感じられませんでした。
ですが違和感はなく、世界観に馴染んでいたのでそこは良かったと思います。

【システム:★★★★☆】
ボタン操作で俯瞰だけではなく一人称視点に切り替えられるようになりました。
また他にもいろいろと前作より改善された点が多く、そのおかげでだいぶやりやすくなっています。
ただ上記の通りカメラ操作に関してちょっと微妙な気持ちになったので、その辺り次回作がもしあれば改善してほしいかな、といったところです。

以上です!
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
前作もとても楽しく遊ばせてもらい、今作はどうかなと期待して遊んでいたのですが、期待を大きく上回って楽しく遊ばせてもらえてとても嬉しいです!
まだまだこの世界に浸っていきたいと思えるゲームで、今後もゆっくりと遊んでいきたいです。
遊んでいる間、感情をあらゆる方向に揺さぶられ、未だにそれがとても胸に刺さっています。
とてもおススメのゲームです。